2008年09月09日

001【JFL】「Honda FC王者の格」(2008JFL後期第9節/9月6日/横河武蔵野FC vs. Honda FC/西が丘サッカー場)

 まず、最初にお断りを致します。東京都下多摩在住の私は横河FC(当時 現横河武蔵野FC)に出会ってJFLにはまった人間であり、本文が横河武蔵野FC寄りの視点となることをご了承下さい。


 Honda FCは、アマチュアサッカー界にとってとてつもなく大きな存在。Jリーグへ多くの人材を輩出し、新旧JFLで4回の優勝を始め多くのタイトルを誇る。また、昨季の天皇杯でJ王者鹿島と接戦をした。という記録的な部分だけでなく、どれだけ選手が入れ替わっても脈々と受け継がれる伝統のパスサッカー。クラブのサッカーへの一貫した姿勢。そして都田サッカー場に代表されるプレー環境。その全てがアマチュアサッカーのお手本となるような存在。仮にJFL優勝から遠ざかっていても、Honda FCはアマチュアサッカー界の王者として君臨し続けている。
 その「王者」Honda FCから横河武蔵野FCが始めて勝点を奪ったのは2004年の西が丘。あのロスタイム、村山浩史の同点弾が私にとってとても大切な一点となってしまうような、Honda FCはそんな存在だ。

 あれから月日は流れ、横河武蔵野FCも強くなりました。2008年JFL後期第9節、横河武蔵野FCとHonda FCの対戦は、3位と2位の上位対決。両チームともに天皇杯予選を終えた直後の試合は、Honda FCがロスタイム直前に鈴木弘大の先制点をもぎ取り勝利。暑い中、攻めるHonda FCに粘り強く守る横河武蔵野FCという構図だったが、最後はHonda FCが勝負強さを見せた。

 試合後、敗れた横河武蔵野FC依田監督は「天皇杯予選準決勝、決勝、今日のHonda FC戦とこの(3週続いた)3試合でワンセットと言ってやってきた。先週の天皇杯予選決勝で敗れたから今日、モチベーションが落ちていた訳ではない。負けたのは単純に今のこのチームの実力であり、Honda FCとの差」とコメント。
 一方、Honda FC石橋監督は「最後まで力を出し切れたことが今日の勝利に繋がった。天皇杯本戦もありますし、一戦一戦目の前の試合を全力でこなして、自分達のサッカーを磨いていきたい」と先を見据えたコメントをしていた。

 今、JFL優勝を目指し上位に喰い込んでいる横河武蔵野FCだが、ことHonda FCに対しては追う立場と見える。対してHonda FCは昨季、天皇杯でJ1チーム相手に通用した自分達のサッカーを更に高めるべく、日々鍛錬を重ねている。勝点差以上の意識の差が、両チームの間に横たわっているのかもしれない。

(文・北沢耕一)


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決勝点をゲットしたのは鈴木弘大だった。(写真・後藤勝)
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